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SNSやチャットはコミュニケーションチャンネルの拡張だと思った

導入

会社ではPJメンバーと同じ部屋にいるのに IRCGitHubTwitter、メールそれぞれのチャンネルで 同時にやりとりしてる。普通に会話もする。

隣にいるのに直接話をしろ、というツッコミは最近みなくなった。 そいういうツッコミはちょっと的を得なくなってきてる

何故かと言うと、コミュニケーションがネット上に移行したわけではなくて、それは拡張なんだと言う意識が湧いてきてるのではないかと思う

チャンネル毎にコンテキストを規定できる

実は、それぞれのサービス上でのコミュニケーションはコンテキストが違っている
GitHub 上でのやり取りはそのリポジトリの意図するところを背景にしている
IRC 上では、そのチャンネルがもっている意図を背景にしている
掲示板では、スレッドの意図する話題がある
コミュニケーションの話題は、サービス毎、チャンネル毎、スレッド毎、Issue毎で分類される

ハイコンテキストになって、コミュニケーションのコストが低くなる

それで何がいいかというと、会話がハイコンテキストになる。
すでに規定されたコンテキストのもとにコミュニケーションが進む
それは、まず出だしが早い
普通の会話だと、今から何を話すかをまず宣言する必要がある そこが省かれる

例えばIRCのチャンネル

例えば IRC で github チャンネルがあったとしよう
そこではいきなり github の話題が始められる。
そこのチャンネルにいる人は、github の話がしたい。
github のコミュニケーションのチャンネルが開いてる状態になってる
github の話題に頭を切り替える認知コストが低い状態にある

同時に会話できる

普段の会話では二種類以上の話題を同時に進めるのは難しい
ネット上での会話なら、規定された複数のチャンネルで同時に会話できる
コミュニケーションは加速する

内容がブレない

普段の会話では、内容は流動的で、気をつけてないと脱線する
コンテキストが規定されたネット上では、ある程度その脱線を抑えることができる

まとめ

SNS やチャットをうまく使えるなら、コミュニケーションは拡張されて加速する

  • コミュニケーションのチャンネルが増える
    • 並列にコミュニケーションが可能になる
  • 話題が脱線しない
    • 背景を持つので、話題が脱線しづらくなる
    • 脱線しても、気づきやすい