仕事をふる時に考えてること
仕事を誰かにお願いする時には、振る相手の能力でそれが達成可能な内容かどうかを考える。その時には下のような三つのゾーンで考える。
コンフォートゾーン ラーニングゾーン パニックゾーン
- コンフォートゾーンは、特に頑張らなくても、その人が普通にこなせる難易度。
- ラーニングゾーンは、その人がちょっと頑張らないとできない難易度。軽度なストレスを受ける
- パニックゾーンは、その人の能力では達成不能な難易度で、重度のストレスを受ける。
ラーニングゾーンの仕事が渡せればベスト
ラーニングゾーンの仕事がふれればベスト。相手の経験にもなるので、一緒に仕事していて、できる仕事の幅が増えるチャンスになる。コンフォートゾーンの仕事も安心して振ることができる。
パニックゾーンの仕事になりそうな時は
注意したいのがパニックゾーンに当たるような内容。そう言った内容になりそうな時は、以下のような対処をする
- ふらない
- ラーニングゾーンに落ちるまで、分解する。または一部を巻き取る
- トレーニングを行って、ラーニングゾーンにする
どうしても、パニックゾーンに当たる仕事を振らないといけない時には、そのことを正直に伝える。これはあなたの能力以上の仕事になるかもしれないから、つらいと思ったらそれは当然のことで、その際には素直に言って欲しい。ぐらいのケアをして、過度なストレスがかからないようにフォローする。真面目な人が多いから、自分にふられた仕事はこなすべきものだと思い込む人がいる。 達成が難しいとアラート出してるのに、「できてもらわないと困る」、みたなセリフは漫画か映画ぐらいの中のセリフだと思っている。仕事でそんなにつらい思いなんてしなくてもいい。
自分ができるから相手ができるわけではない
自分ができることと、相手ができることは違うから、自分を尺度に使わないようにしている。自分はこの仕事できるから、相手も頑張ればできるはずだ。みたいな解釈に陥らないようにする。自分と相手は違う人間なのだから。その方が割と冷たい面もある。君には無理だとあっさり判断しちゃうのだから。その辺判断するために、普段から仕事ぶりとか会話の中から、どの程度できる人なのかをみておく必要がある。
無理なものは無理
まとめると、無理なものは無理なので、できそうにない仕事はふらない。無理させないを徹底する。到達したい仕事があるなら、ラーニングゾーンを繰り返してそこに到達できるようにパニックゾーンを分解して、計画的に進める。本人にやる気がある場合にでもラーニングゾーンに落とし込んだ後に振るのがいい。やる気がある人ほど、無理してつぶれやすいので、丁寧に扱う。