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琉球大学情報工学科 新入生歓迎LT祭り 2014

琉球大学情報工学科で新入生歓迎LT祭りというイベントがありました。 今年で4回目ですね。

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2013にもあったので、概要はそこから引用します。

概要

今年も開催された「新入生歓迎LTまつり」今年で三回目ですね。 琉球大学情報工学科(ie)の新入生を歓迎するLT大会 新入生に対して、先輩からのいろいろな大学生活に関する事柄を発表形式で伝えるというのが趣旨 第一回目は私が立案、その意思が後輩に受け継がれ今も続いています(誇らしい)

内容は結構自由で、

遊びの話
技術的な話
美味しいご飯屋さんの情報
のことだったり。話たいことならなんでもいい感じ。 企画の目的としては新入生を歓迎するだけではなく、実は裏の思いもいくつかあるのです...

via 新入生歓迎LT祭り 2013

感想

今年も盛り上がりました。発表者数が 26人 はすごいですね!
内容も、多種多様な話があって面白くきけました。
まずこの手のイベントは発表者が集まらないことが課題なのに。
年を重ねる毎に、イベントの存在を知る人が増えてるので、発表者が多くなってるのかもしれません。
主催やスタッフ、発表者、参加者の皆さんお疲れ様でした。
学生自らイベントを企画、それを毎年後輩に引き継いで続けていけてるのはすごいことです。
多くのイベントはモチベーションのある人が始めて、世代を重ねるにつれてモチベーションが 下がり、いつしかイベントはなくなります。それなのに年々発表者が増えていく状況はすごく理想的です。 私が立案し、実施した目的はこの状況を作ることです。なので勝手に大満足しています。

勝手に目指しているところ

イベントの内容もそうですが、最も実現したいことは

「学生が学年を超えて共同で自主的に継続的に改善をする」

ということです。
自らのコミュニティのために自ら行動し、自らの学習環境を良くしようとことを実現したかったのです。それが学問を深めるために有効に働くと考えているからです。
その精神を一度理解すると加速的に改善が始まるはずです。学生から声が上がるのは強力です。
そのための練習台というか、まずはゆるくやってみる、というのが大事だと思うので、「LT祭り」いいんじゃないでしょうか。

継続できる理由

ここまで継続できているカラクリとしては、単純に「楽しい」からだと思います。
テーマは無いに等しく、学生が思い思いに言いたいことを発表します。 その時々の流行りの内容や、大学生活のネタを話して、うちわで盛り上がります。
予め、大学での活動 や Twitter でコミュニケーションすることで コンテキスト は学生間では共有されています
なのでちょっとしたネタさえあれば盛り上がるわけです。
その様子は楽しいので、観ている方は、来年は同じように自分も盛り上げたい。
と思うわけですね(想像ですが)

フィードバック

  • 引き継ぎに関して

どこまで口を出すべきか悩んでいました。(最早、部外者な私が言うものなんですが :-p)
このイベントは学生の自主性に頼ることなので、
なんだかんだ外から口を出してしまっては本末転倒なのですね。
大学の先生方もそいういう立場で、基本的に進め方に関して口を出しません。 イベント終了後にフィードバックしてくれる感じですね。 私もフィードバックが、自主性を失わずにテコ入れする(偉そうですね汗)妥当な線かなと思いました。
ダメだったわけではないです。イベント自体最高でした。もっと良くなるかもしれないためのフィードバックです

今回、多かったフィードバックとして勝手に超訳すると

ノウハウが蓄積、引き継がれていない

というものです。私もそう思います。 私が思った簡単なところで

  • 一つのPCで資料をviewできるとスムーズです。
  • 無線LANが用意されていると便利です。
  • 新入生歓迎なので、なるべく事前に時間をかけて一年次に周知します。
  • ある程度内容にそって、タイムテーブルを組むと聴きやすいです。
  • 残り時間を発表者に見れるようにすると、発表時間を守りやすいです。

等々があるかなと思います。また一昨年の情報として

というものがあります。また第一回目の報告として、次回の主催サポートの方に引き継いだ内容として以下の内容になっています。

・アイテム一覧

  • 322教室
  • 322教室の鍵
  • 322のマイク
  • 322のスクリーン
  • 会議室の鍵
  • 会議室のディスプレイ
  • 事務室の鍵
  • 事務のプロジェクター
  • 長田研のプロジェクター
  • 長田研のスクリーン
  • プレゼン用PC
  • (・∀・)イイネ!!用PC
  • スライド送りのリモコン
  • 発表感謝カード
  • 発表資料
  • 会場案内(案内?)の張り紙
  • 席におくネームプレート
  • ust用PC
  • ust用カメラ
  • TL監視用PC
  • タイムキーパー用のPC

・スタッフ

  • TL監視係 (質問抽出してなかったな。。うぎぎ)
  • ust配信係
  • 司会者
  • タイムキーパー
  • 感謝カード渡す、作る係
  • 張り紙貼る係
  • ネームプレート作る係
  • 会場設営お手伝い

・サンクス

  • 名嘉先生
  • 當間先生

大学施設利用の許可ありがとうございました。

  • 岡崎先生
  • 遠藤先生

宣伝の時間をありがとうございました。

・宣伝

  • インストール大会のあと、1年次にむけてプレゼンシート使った宣伝
  • イベント前日の一年次ホームルーム、1年次にむけてプレゼンシート使った宣伝
  • Skypeでの呼びかけ
  • ATND利用
  • Twitter での宣伝
  • 口頭
  • 学科news
  • 情報工学科のwebページに掲載

・募集の出し方

  • ATND
  • 学科のML
  • 電話
  • 直接あってお願い
  • Skype
  • Twitter


こんなもんかな?また思い出したら加えます。イベント達成のためにやったことは
・・・

「人に頼る」「応援してもらう」

・手順

とにかく味方を増やして、お手伝いしてくれる方を一人でも多く増やす->仕事の内容は自分が考えて割り振る、環境、場を整える。->発表、スタッフに仕事はほぼすべて任せる->本番、勝手にイベントが進む->すっげー気持ちいい。。

・開催の理由

1. いろいろ勉強会など発表の場をみていると、こうしたら面白いかな?ってのが溜まっていた。それをやってみたくて、丁度新入生が入っくる時期だったので、いい機会だった。

・いいねボタンのような、会場からのプレゼンターへの干渉ギミック
・PC入れ替えなしの発表
・学科全体のイベント、学生中心。

2. B4あたりが元気なので、場を設けてやりたかった。
3. 自分がLT発表したかった。
4. 知り合い、友達を増やしたかった(全人類友達計画は意外に真面目に考えている)

・成果

1. 新入生に為になる場を用意できた
2. 俺多分、目立った
3. 「次は発表します」という声があった。素晴らしい!
4. みんなまた少し仲良くなった?

・反省

1. LTテーマの設定がゆるい。各方面からツッコミありました。

第一回目はアンケートをとりました
ここらへんをまた来年見返すと、事前に対策打てるのではないでしょうか。

そして、NAL先生からのフィードバックです

実はいろいろな人が資料やフィードバックをして、次に繋げようとしているんですね。なかなか気づかないものですが。
ここらへん、毎年の失敗等を振り返りして次に繋げられれば good ですね!

まとめ

いろいろありますが、このイベントの本当の目的は自主性を育てるためなので、「イベント開催そのもの」にあります。中身に関しては主催者の色がでるような形でいいと思います。
周りの大人は、大人の立場で対応するので、フィードバックしてくれるわけですね。
この他にも自主的に勉強会を立ち上げて運営していたり、一部の学生は自主性が高くすごいですね。
その調子でドンドンいろいろなことに挑戦していいと思います!
僕が在籍してた時よりもすごく活発になってきてる気がします。

改めて、主催の方、スタッフ、発表者、参加者の皆様お疲れ様でした。とても楽しい時間を過ごすことができました。 また来年!

経験と魂の伝播の話

ここから、引き継ぎの話を書いていたのですが、完全に仕事に話になったので、別途エントリーします。